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De Agostini「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」Reisseueに備えて…

DENONのDP-1300MKIIを買ってからというもの、アナログが面白すぎて止まらない。

今までは、傷だらけのGold ParlophoneYellow Parlophoneをオークションで高値で(状態の良いものだと25,000円とか?)購入して、ノイズを我慢してサウンドを聴くなんて正気の沙汰ではないと思っていたし、湯浅学氏著の「アナログ・ミステリー・ツアー」を読んだり、ネット上の諸先輩方のブログなどでマトリックスの違いやらレーベルの分析を読んでいてもどこか別世界のような感じで、自分とは無縁のものと思っていた。

それでもマニアの性かBruce Psizer著の"Beatles for Sale on Parlophone Records"や”Beatles' Story on Capitol Records”、井上ジェイ氏著の"ビートルズUK盤コンプリート・ガイド"は一応「写真集として」持っていて、それなりの下地はあったとは思うが、まさか自分がここまでアナログ道にハマるとは思っていなかった。

ひとつには、先ほども書いたがオリジナル盤が高すぎることである。高い上に、バリエーションがありすぎるので「以上をもってコンプリ」という終着点を設定しづらい。
オリジナルアルバムを集めればそれで終わり、というものでもなく、MonoとStereo両方初版で買った上に"Let It Be Box"が立ちはだかる。"From Me To You"、"She Loves You"、"I Want To Hold Your Hand"を聴くにはシングルを買わなければならないし、そうなるとシングル盤をコンプリしなければならず、"Long Tall Sally"、"Magical Mystery Tour"を聴くにはEP盤を買わなければならず、そうなるとEPをコンプリしたくなり、いやいや、MagicalならUSコンピとなると、それのMono、Stereo両方買わなければならない上、US全てコンプするとなると"Butcher Cover"に行き着くという蟻地獄のようなもので一度ハマると抜け出せなくなるので、お金がいくらあっても足りないだろう。

IMG_2016.jpg
(安心してください、これは中学時代に原宿の"GET BACK"かキャラメルママで購入した"Yesterday And Today"−ジャケとレーベルはStereoなのに音はMonoという珍品−のおまけでもらったスリックのレプリカです。当時はこれでも心踊ったが、今見ると相当雑な印刷だなぁ…)

そもそも満足できるMintコンディションの初版は現存するのだろうか?

というのも欧米ではレコードは「消耗品」という感覚らしく、YouTubeでコレクション紹介動画などを見ていても、我々日本人の感覚からすると相当扱いが荒っぽく感じる。なぜかジャケットやレーベルに書き込みをしたりと理解不能な行動もする。(笑)中には粗末な再生機器で再生されたものもあるだろう。
それが発売から50年あまりを経て、いろんな人の手を渡り、レコードショップの棚にキツキツに押し込められて角が潰れて、底が抜けたり、盤が反ったり、ジャケットにリングワイヤーがあったり。
よほどファーストオーナーから直々に入手したものでなければ状態がいいものを良心的な価格で入手するのは難しいのではないかと思う。

前置きが長くなったが、そういったわけで今までアナログには手を出さずに傍観していたのだが、プレーヤーをアップグレードしてからというもの、あまりの音の違いに今更ながら驚いている。モノクロ映画がカラーになったとか、モノラル録音がサラウンドになったとか、それくらいに感じる。この感覚は"Pet Sounds Box"ではじめてStereo版を聴いた感覚に近いかもしれない。
なんというか、迫力というか、密度というか、鮮度というか、うまく表現できないが、今までCDやUSBで30年あまり聞いてきたBeatlesは一体なんだったのかと思うほど違うと感じる。思い入れやプラセボと言われればそれまでだし、聞き分けテストのようなものをされても聞き分ける自信はないが、Beatles(というよりもエンジニア)が意図したサウンドに触れる、また、当時の人の記憶を追体験するという意味でもパッケージも含め「原典」としてUK盤は無視できるものではないと今更ながら気づいた。

どうやらパンドラの箱に手を伸ばしてしまったようだ…


しかしうちには先日紹介した"Abbey Road"以外、まともなUK盤を持っていないため、手っ取り早く"The Beatles Collection BC 13"のUK78年ものを購入した。Two MarksでEMIリム、ジャケットもフリップ・バックではないがコーティングされているので、とりあえず入門にはいいのではないかと思った。
"Gramophone"に比べると鮮度が落ちるらしいが、その違いを聞き分けられるかわからないし、地道に一つ一つ集めていくのは性に合わない。
ボックス入りだとジャケのコンディションも悪くないだろうし、わざわざボックスを出して聴くのは面倒なので、盤の状態もそう悪くないだろうと思った。何より主要曲の大半が手頃な値段で英国盤で手に入るというのが魅力的だった。
到着が今から楽しみである。(今月に入って湯水のように金を使っているので支払いが怖いが…)

そこで、9月12日のデアゴ「Sgt. Pepper's〜」発売とBlue Boxの到着を待って、うちにあるSgtを新調したプレーヤーで聴いてみた。今までとは印象が違うはずだ。

ということで、今日はUS Stereo盤を聴いてみた。

SMAS 2653、よく見るSTEREO表記の黄色地にスッリクが貼られたのもではなく印刷されたもの
IMG_2019.jpg
バックにはキャピトルマーク
IMG_2020.jpg
中ジャケット:ジョージの肩に2653の文字、赤みが強い
IMG_2021.jpg
レーベル1: SMAS-1-2653 F-65 ○B-22923-F65 △17019 1-1 MASTERED BY CAPITOL Wallyのサイン
IMG_2022.jpg
レーベル2: SMAS-2-2653 F-65 ○B-22924-F65 △17019-X 1-1 MASTERED BY CAPITOL Wallyのサイン
IMG_2023.jpg

で、出どころを知ろうと"The Beatles' Story on Capitol Records・Part Two"で調べたが、載ってない。

15年くらい前に青森のレコードショップで買ったもので、当時からUS Stereoは黄色地にスリック貼り合わせだってことくらいは知っていたが、とにかく安かったし、当時はSgtのMonoとカットアウト、インナー、Inner Grooveに憧れていたので、UK盤の代わりとして正体もわからずに旅の思い出に購入した。
作りが簡素なので80年代の(アナログマスターを使用した)US盤だと勝手に思っていたが、なにこれ?

とりあえず聴いてみたところ骨太で迫力のある音がするように感じるが、これカウンターフィットだったり、CDマスターから作られたものだったら相当恥ずかしいし、自分の耳を疑うな…いや、プレーヤーぶっ壊して購入したBlue Boxも返品、デアゴも解約だ。

…と心配になったので"Discogs"で検索したら、86年製のUS盤とのことでホッと胸をなでおろした。
CD発売は87年なのでとりあえずはアナログマスターのようだ。
この盤には特に思い入れも何もないのだが、とりあえず"Blue Box"到着まで自分の中でステレオ・アナログ・サウンドの基準にしておこう。
________________________________

そういえば、最近Logic関係のことよりもデアゴに掛り切りだったので、前にカバーして中途半端に投げ出していたものをBGM代わりにどうぞ。
曲は"You Gave Me The Answer(Piano)"本文とは全く関係ありませんでしたね(笑)まぁ、デアゴがアナログ入門の答えをくれたってことで…


では…
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コメント

No title

突然のコメント失礼いたします。
デアゴのビートルズ・コレクションをどーするか悩んでいた時に辿り着きました。
ブログ主さまの詳細な記事を拝見して、とりあえず第一弾は購入。「安い」し「アビイロード持ってない」のがその理由。
で、聞き比べるために予約した「SGT」が本日届きました。
昔のCDを安いプレイヤーで聞いていたので、アナログレコードの音質は新鮮で重厚。CDのサウンドはペラペラで物足りなく感じられました。
ブログ主さま。安心して下さい。ここにもハマりかけているオッサンがおります(笑)。早速「ラバーソウル」予約しちゃったし。
今後も立ち寄らせていただきます。愉しみにしてます。

Re: No title

隠居おやぢ さん、はじめまして!
コメントありがとうございます。

> ブログ主さまの詳細な記事を拝見して、とりあえず第一弾は購入。「安い」し「アビイロード持ってない」のがその理由。
> で、聞き比べるために予約した「SGT」が本日届きました。


「SGT」購入されたんですね!音質はいかがでしたか?
私は定期購読にしたので、第三弾と同時発送ということらしく、到着は早くても9月26日になりそうです。
それまでは先日購入した"Blue Box"を聴き込もうと思っています。
隠居おやぢ さんのおっしゃる通りCDに慣れた耳にはアナログの音は新鮮ですね。
私はプアな環境ですが、ビートルズに限らずアイドルまで連日、アナログライフを満喫しております。

> 昔のCDを安いプレイヤーで聞いていたので、アナログレコードの音質は新鮮で重厚。CDのサウンドはペラペラで物足りなく感じられました。
> ブログ主さま。安心して下さい。ここにもハマりかけているオッサンがおります(笑)。早速「ラバーソウル」予約しちゃったし。


ハマるとお金がいくらあっても足りませんので、お互いにほどほどに楽しみましょうね(笑)
一度開けたパンドラの箱が閉まるかどうかは神のみぞ知る…といったところでしょうか?

> 今後も立ち寄らせていただきます。愉しみにしてます。


拙いサイトですが、こちらこそよろしくお願いします。気が向きましたら、またコメントしてくださいね。

連投スミマセン

ブログ主さま。どうも有難うございます。
実はワタクシ、ブログ主さまよりも一回り年上です。干支はネズミ。
なので完全にアナログレコード世代です。
ただ私は70年代のロックにのめり込んだので、ビートルズをアナログレコードで聴いたことが無かったんです。
初めて聴いたビートルズがCDで、しかもその頃にステレオは手放していたので、キチンとした環境で聴いたことがありませんでした。
それが・・・突然、デアゴのリリースとなり、見事に乗っかってしまった次第です。
「へえ。ビートルズってこんなにパワフルなグループだったんだ」というのが素直な感想です。
プアな環境でプアなCDを聴いていたので、その貧弱な音を聴いて馬鹿にしてたんだと思います。

で。「SGT」の音質ですが、次の「ラバーソウル」を予約してしまった事から察して下さい(笑)。
どうやら・・・ブログ主さまの仰るパンドラの箱を開けてしまったような気がします。
勝手に閉まることは無いので、自分がどこにゴールを作るかに掛かっていると思います。

こちらのブログが更に、「ラバーソウルに備えて」「ホワイトアルバムを聴くために」と広がっていくことを愉しみにしています。では。
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プロフィール

LOGICKEY

Author:LOGICKEY
函館市在住
1972年生まれ
好きなArtists:
The Beatles
Paul McCartney
etc…

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