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"The Beatles Collection (BC 13)"狂騒曲

更新が大分遅れました。

…というのも…

まず、前回のブログで「9月12日にはデアゴSgtが到着するだろう云々」書きましたが、待てど暮らせど到着しない。
そこで、デアゴのサイトで確認したところ、定期購読は2号まとめて発送されるとのこと。
つまり9月26日に『Sgt.Pepper』と『Rubber Soul』が同時に到着するということになる。ここのところは、もうちょっと定期購読者に配慮してくれてもいいのではないかと感じた。(ただでさえ海外版に比べると日本版のおまけはしょぼいんだから…。)というわけで、すでに書店には並んでいるようだが、私はまだ入手していない。(書店に山積みになっているのを見てしまうと買ってしまいそうなので、怖くて本屋にも行けない)


だからといって何もしていなかったかといえば、そういうわけでもなく、先日購入した通称『Blue Box』が到着したので、それをずっと聴いていた。
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私が購入したものは78年のもので、2 Marks、リムがEMIから始まるもの。ジャケットはフリップバックではないが、一応コーティングされていた。税込47,520円だったので1タイトルあたり約3,700円。ebayなどと比較してもまぁ相場通りといったところか。やはり読み通りBoxものは出し入れが面倒なのであまり聴かれなかったのか40年前のものと考えると状態も良く、ほぼニアミントといっても差し支えない状態だったので、入門用としてとりあえず満足はしているが…。

ということで、デアゴと比較するためにアナログマスターから作られたステレオ盤は確保した。厳密にいえばUKオリジナルとはいえないのかもしれないが、これだって立派なUK盤。コピーマスターから作られた日本盤EASとは比較にならないだろうと思った、のだが…。

のだが…と書いたのは、わけがありまして…

長い間Boxの中にキツキツに入っていたためか、盤が反ってるやんかっ!

私は割と几帳面な性格なので、とりあえず、発売順に聴いていこうと『Please Please Me』から聴いているのでまだ、他の盤は全て検盤していないが、おそらく反っていることだろう。いや、反ってると思ってる。「シュレーディンガーの猫」みたいなもので反ってると思ってるから反ってる。
とりあえず『Please Please Me』は反ってた。で、何故かSide 2の方はセンターがずれているのかカートリッジが蛇行する。そういう盤ってたまにある。センターがズレて盤が反っているんだから音の方はお察し…というか、よく聞くと伸びたテープでも聴いてるかのように周回でピッチがズレて気持ち悪い。(まぁ、意識しなければそこそこ鑑賞には耐えうるけど)
しかも、前のオーナーがインナーの中にビニールのインナーを入れてたもんだから静電気がすごかった。盤面はすこぶる綺麗なのだがチリパチノイズを聴いてるのか音楽を聴いてるのかわからない状態。

で、レコードの洗浄方法をネットで色々調べて、一時はバキュームクリーナー帯電イレーサーを購入しようかと真剣に悩んだ。お手軽にできる方法として洗剤をつけて水道水で丸洗いするというのも考えたが、まだ支払いも終えてないのにダメにしたらシャレにならんということで、レコクリンレコクロスを使って何度も何度も丁寧に磨いた上で、除電ブラシで除電してみた。そして、スタビライザーを使ってみたら、まぁまぁなんとか復活した。

まぁまぁと書いたが、それはまだこの盤のポテンシャルを全て引き出したわけではないという意味で、もっともっといい音で鳴らせると思うし、溝に刻まれている情報量はCDと比べてもやはりすごいと思う。
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実は私は今まで『Please Please Me』はあまり好きじゃなかった。国旗帯盤ではピッチが合っていなかったし、87年のCD化では(当時は時代遅れだと思っていた)Mono音源だったということもあるし、収録曲もトボけた曲が多いし、なんとなく古臭くて地味な印象を持っていた。

しかし、このレコードで聴ける音は若々しくて、瑞々しくて、元気一杯で立体的に感じる。
これは誇張ではなく、Dr.EbbettsのCDで聴くのともまた違って飛び出してくるような迫力や奥行きがあるように感じる。CDやUSBと比べるとやはりどうしてもノイズはあるが聴いていて心地いい。感動した。

とりあえず、バック(フリップバックじゃないけど、右側が少しだけコーティングされてる)
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内袋
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レーベル(YEX-94-2/95-2)
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今まで旗帯やCDでしか、じっくりこのアルバムを聴いたことはなかったが、今回色々発見があった。

I Saw Her Standing Thereのカウントの後ろにドラムスティックの当たる音が聞こえる。ちなみにこの盤では間奏の後の"Oh We Danced Through The Night"の辺りで右チャンネルで一瞬音がこもる(リマスターステレオA Hard Day's Nightのイントロ〜歌い出しのような感じ…最悪)カッティングのミスだろうか?別のサイトではSide 2のP.S. I Love Youでも音がこもる箇所があるようだが私の盤では確認できなかった。
Miseryのエンディング長めで最後にスタンド式の灰皿のようなものがカチャッと音を立てるのが聞こえる。CDなどではノイズとしてカット(早めにフェードアウト)されたのだろうが、こういうものはノイズではなくて歴史の一部なのだから安易にカットしないでほしい。旧CDではイントロの一音がカットされてるとの話も聞いたことがある。右チャンネルにリズムをとる謎の金属音のようなものが聞こえる。リズムが合ってるのでスクラッチノイズの類とは違うと思うのだが…。
Chainsはエンディングが少し長い。
Please Please Me最後の方の"Please Please Me Oh Yeah"のOhで声が歪んで割れる。
Love Me Do
P.S. I Love You
この2曲は疑似ステレオで、ステレオリマスタCDにはモノラルで収録されているが、これはやはり疑似ステレオで収録して欲しかった。このチープな音質も当時の人が聴いていた音だし、歴史を改ざんしないでほしい。
Baby It's You
エンディングが長め。BBCバージョンのようにエンディングつけて完奏してるんだろうなぁと想像できる。(Do You Want To Know A Secretも)
A Taste of Honeyもエンディングで何かがカタカタと音を立てる
Twist and Shoutエンディングのジョンのため息?が大きいというかリアル。

とにかくCDはできるだけノイズを減らそうとしたのかイントロ、エンディングの残響を短くしているのでアウトである。彼らの出した音はたとえ雑音だとしても作品の一部なのだから。
また、リマスター版に顕著なのだが、生きているメンバーに配慮したのかやたらとドラムとベースがうるさい。
ビートルズは4人でビートルズなのだから、特定の音だけ強調したりするのは作品に対する冒涜だと思うのだが言い過ぎだろうか?とにかく何事もバランスというのは大事だと思う。



といった訳で、デアゴ盤そっちのけで連日『Please Please Me』に夢中なのである。レコードを聴くことで溝が掃除されてノイズが減るらしいので擦り減らす勢いで聴きこんでやろうと思っている。ちなみに前にも紹介した『Abbey Road』は傷だらけノイズだらけだったがレコクリンでせっせと磨いて針を通しているうちにノイズが減ってきた。こうなってくるとバキュームクリーナーも試してみたくなる。あと、ディスクフラッターで反りも直したい。お、お金が…。

それは別として、24日のデアゴ到着に向けてBlue Boxの『Sgt.Pepper』と『Rubber Soul』を聴き込まなければなりませんね。

最後に、フロントジャケットに気になった点が…
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Angus McBean切れてるやないのっ!
そこ一番大事なとこじゃん!
しかも、よく見るとジャケット自体の印刷もオリジナルからのコピーなのかちょっとボケてるし、ヒッキーも目立つ。
こうなるとやはりオリジナルのステレオGold ParlophoneがEXで欲しくなる、いや、贅沢は言わない。Yellow & Black Parlophoneでいいから欲しいと思ってebayを見ているが、意外と玉数がないし、あっても高い。なぜか日本人にはレアなはずのMonoの方が安い…。
きっと63年当時はStereoの普及率はMonoに比べてそんなに高くなかったんだな?と合点がいった。

音のこもらないI Saw Her Standing Thereを聴くためにオリジナルUK盤を手に入れなければ…完全に毒されてます。ハイ。
では…
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プロフィール

LOGICKEY

Author:LOGICKEY
函館市在住
1972年生まれ
好きなArtists:
The Beatles
Paul McCartney
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