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デアゴスティーニ『White Album』音質比較

この記事でデアゴスティーニから届いた『White Album』に傷があったのでサポートに連絡した、というところまでは書いたと思うが、今日はその続き…

前回の『Rubber Soul』の傷の時は、「交換品を送るので、不良品はそちらで処分してほしい」との対応だった。今回もそのようになるのかなぁ…じゃぁポスターとピンナップはどこに飾ろうかなぁ(笑)などと、取らぬ狸の皮算用をしていたのだが、今回はなぜか「交換品を送るので、(レコードだけでいいので)配達員に不良品を渡してほしい」との塩対応(このブログ読んでる?)
こちとらレコードだけで良いと言われても、兄弟を離れ離れにするのはさすがに忍びなかったので、不良なのは兄の方だけなのですが、二人揃って実家に返しました。

で、新しく来た『White Album』なのですが、前回は不良は上の子だけだったのに…

今回は二人揃って不良やないのっ!

明らかに同一のスタンパーでプレスを重ねてヘタッたような溝で、うっすら傷も多い。埃だらけで梱包も雑で内袋も折れが目立つ。2枚目…つまり弟ね、思春期なのかニキビヅラ(気泡が入ったようにところどころ溝がペコンと凹んでる)じゃないのっ!

で、悩んだ末、また手続きするのが面倒なので、うちで面倒みることにしましたよ…。ええ
担当には連絡もしなかったので、良品だと思っているでしょうよ…ええ。
一体どういう環境で作っているのだろうか…。デアゴさんもMPOにクレーム入れるべきだと思うよ、ほんと。
不良品の発生頻度からすると、良品である方が確率的には低いと思う。いや、みんなそんなに気にしていないのかな?


前回は、2012の音源をMacに取り込んでなかったこともあって比較することはできなかったが、今回は徹底的に比較しようと思う。
まずはスパインだが、厚みはさほど変わらないかと思うが、タイトルの文字がデアゴの方が濃い(上が2012)
IMG_2303.jpg
ジャケ、そんなに違いは無いと思う(上が2012)
IMG_2304.jpg
内側、これもよくみるとデアゴの方がスミが濃いのかハッキリくっきり
IMG_2305.jpg
Side 1とピンナップ、これもよく見ると印刷が違う。あと、レーベルのリムの文字の大きさが違う
IMG_2306.jpg
Side 2とピンナップ裏
IMG_2307.jpg
Side 3とポスター
IMG_2308.jpg
Side 4とポスター
IMG_2309.jpg
ポスター表、ほとんど同じ
IMG_2311 (1)
ポスター裏、右下のクレジットが若干違う
IMG_2312.jpg


さて、肝心の音の方だが…

どちらもカッティングレベルは低い。デアゴの方が盤質によるものなのかノイズ成分が多い。
2012は本当にローノイズだ。
U.S.S.R.ではわかりづらいかもしれないがDear Prudenceの"Won't you come out to play"の後のシンバルの残響を聴くとわかりやすいかもしれない。Glass Onionもデアゴの方が自然。Ob-La-Di〜もデアゴの方が高音があって元気が良く感じる。Wild Honey Pieもデアゴの方がギターのカッティングの高音がきらびやか。Bungalow Bill、While My Guitarも同じ傾向。Happiness is a Warm Gunに至っては2012はかなり天井が低く感じる。

Martha My Dearはどちらもイントロでの転写、右chのノイズが目立つがデアゴの方がやはりヒスノイズ成分多め。うちの盤はイントロの一番良いところでサーフェスノイズが乗って歪みっぽい。外周曲だからか意外にも曲中の差異はそれほど感じない。I'm so tiredは2012のベースがブーミーで全体的に低音が歪んで聞こえる。Blackbirdはデアゴの方がヒスノイズが目立つ。Piggies、Rocky Raccoonも同じ傾向。Don't Pass Me Byはイントロは同じ傾向だが曲中は違いがわかりづらい。Why don't we do it in the road?もデアゴの方が自然な音。I Willは2012の合いの手12弦?ギターの音が歪みっぽくて汚い。Juliaも2012はノイズリダクションし過ぎでヴォーカルがカサついている。

Birthdayは2012はヴォリューム低く小さくまとまった感じ。デアゴはその代わり歪みっぽい。Yer Bluesは2012は音場が狭く感じる。Mother Nature's Sonは2012はイントロのギターが詰まって聞こえたが曲中はそんなに違いがないように感じた。Me and My Monkeyは2012はスカスカな音。Sexy Sadieは2012はベースの弾力が失くなったような音。スネアの高音が死んでる。Helter Skelterは2012はイントロのギターが水中で鳴らしてるような音。0:20辺りの左chベースの低音が表現しきれずに歪んでる。これはひどい音。(昨日紹介した日本盤コンパクトのヘルプのような歪み)デアゴはちゃんとベースの音として鳴ってる。Long, Long, Longもデアゴはヒスノイズ多め。2012はノイズリダクションし過ぎでダンボールの中にスピーカーを入れて鳴らしたような音。

Revolution Iは違いが目立ちづらいが、歌い出し前のダダッダダッダダッダのところがデアゴは大きくヒステリックに聞こえる。"You say you want a revolution"の"You say"のところのベースも歪みっぽい。2012は大人し目。Honey Pieは2012はローノイズ、その代わりブラシの音などが引っ込んで聞こえる。Savoy Truffleは違いがわかりづらい。どちらとも褒められない音質。歌い出しCreme tangerine and montelimart の後急に音量が下がり" A ginger sling with a pineapple heart"辺りにかけて2009"A Hard Day's Night"のイントロにあったような音のこもりがある。'78 UKもそういう傾向だったので、そういうミックスなのか…。いずれにしてもデアゴの方が元気がいい。Cry Baby Cryデアゴの方がヒスノイズ多く歪みっぽい。Can you take me back対策か2012は2:28辺りから一層ノイズリダクションがきつくなる。Revolution 9冒頭のおしゃべりでデアゴはヒスノイズ多め、バックで盤由来のノイズが多い。Good Nightも同様の傾向。


やはり思った通り2012は相当なヒスノイズ対策を施していることがわかった。そのせいで相当な旨味が削がれていると思う。
そもそもこのアルバム、他のアルバムに比べても特別ヒスノイズが目立つかもしれない。8トラックで録音されているので、あまりリダクションしていないと思うのだが、何故だろうか?調べる価値がありそうだ…。

重箱の隅を突くように聴くとデアゴの方が2012に比べると聴きやすいし、イメージ通りのいつもの『White Album』なのだが、'78 リシューと比較するとやはり分が悪い。
まず、'78を聞いていて(恥ずかしながらアナログ音源でちゃんと通して聴いたのは9月に"Blue Box"を入手して以来。EASの"Blue Box"は昔から持っていたが、適当に流して多分本気で聞いてなかったと思う。)気付いたのだが、"Sexy Sadie"のエンディングがアナログの方が長いですね。

他のアルバムでも同様にイントロやエンディングが削られていると感じる部分が多々あり、デジタル化する際にノイズを嫌うあまり相当オリジナル音源に手を入れていたんだな、と今更ながら感じた次第。

昔は日本のレコード会社から与えられたものをなんの疑いも持たずに、そのまま素直に受け入れていたが、私のようにCD化以降ファンになった方、もしくは基本的にCDだけで満足な方も多いと思われる(ついこないだまで自分もそうだった)が、やはりアナログ音源(できればUK)を知らないのは(情報の面で)かなり損(?)をしていたなぁと感じた。

感じ方や楽しみ方はひとそれぞれだし、重箱の隅を突くように音を聴くのではなく彼らの音楽に耳を傾ければ、どこの国の盤で、どんなに劣悪な音質で聞こうと彼らの素晴らしい音楽は普遍(不変)なのだけれど…。
では…
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LOGICKEY

Author:LOGICKEY
函館市在住
1972年生まれ
好きなArtists:
The Beatles
Paul McCartney
etc…

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