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DeAGOSTINI Abbey Road Reissueに備えて…【其の二】

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昨日は聴感上の個人的な感想を思いつくままに書いたが、LOGICで周波数特性(といっていいのか?)を調べる方法をググったところ、Multi Meterで見るという方法があったので一応やってみた。このやり方であってるかどうかいまいち自信が持てないが、それぞれのトラックの頭を合わせてリアルタイムで再生し、スクリーンショットを撮るという方法で比較してみた。

最初に断っておくが、昨日説明した通りそれぞれのソースで再生ピッチが異なるため、曲の後半に行くに従ってズレが生じるため、必ずしも正確なデータとは言い難い。
また、顕著な違いがあった場所を意図的にピックアップしていることもお断りしておく。(つまり、一見しただけだと、さほど大きな違いを感じられなかったのである。)

左上【UK Original】、右上【2012】、左下【EAS】、右下【US Picture】

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3.19秒、開始直後なので比較的ズレが少ない箇所。2012の音量が小さいことがわかると思う。意外なことに日本盤が低域も高域も出ていることがわかる。

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6.06秒、2012は高音は12kHz?以上の音がない。46Hz?あたりの低音が上がっている。

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17.01秒、このあたりになるとズレが大きくなるので正確ではないが、比較的ズレの少ない2012だが2kHz以降の音が極端に小さくなっている。(ただこれもコンマ数秒のズレをリアルタイムに表示しているので比較の対象にはならない。)
これ以上は比較してもあまり意味がないが、最後にエンディング付近のホワイトノイズのあたり

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2分29秒10。やはり他と比較すると2012は14kHz辺りを境に表示されていない。もっというと8kHz辺りから減少しているようだ。逆に低音が強調されているように見える。

以上、あまり詳しいことはわからないので参考にならなかったかもしれないが、日本盤は思っていた以上に広い帯域で再生される。(悪く言えばドンシャリ傾向?)2012はボリュームが小さいということと、低音強調、高音減少傾向にあるということは理解して貰えたのではないだろうか?

ひょっとすると、14kHz以上の音が表示されていないのは、音量が低いため、表示できないだけではないかと思った。
つまり、それなりにボリュームを上げると歪みの少ない迫力のある音が聴けるのかもしれないということだ。(その分トレースノイズは増えるが…)

と考えると、ストレスフリーでじっくり彼らの音に浸るにはやはり今のところリンゴUSBの24bit、44.100kHzが最強なのかもしれないと感じたので、近いうちにリンゴUSBと2012Vinyl、デアゴの比較でもしたいと思う。
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さて、デアゴリシューに求めるのは音だけではない。パッケージも重要な要素である。
そこで、ジャケットも比較したいと思う。
上から【UK Original】【2012】【EAS】

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よく知られていることだが、日本盤のジャケットはオリジナルを拡大コピーしたものだ。Photoshopなどない時代、場合によってはオリジナルにあるロゴやクレジットを消すために切り貼りや、塗りつぶしなどかなり荒っぽいことをして日本盤のパッケージを作成していたようだ。また、時代を重ねて版が切り替わってもコピーを重ねるものだから粒子も荒く、色調もオリジナルからはかけ離れたものが散見される。よくよく比較すると相当量の情報が失われていることに気づく。
そこで、デアゴリシューに望むことを書いておく。

IMG_1962.jpg

オリジナルの横断歩道の色は真っ白ではない。今風にいうならオフホワイトだ。2012はマゼンダが無い…というかシアンが強いか?日本盤はイエローが強い…というかマゼンダが無いか?とにかく色調が違う。
また、リンゴの足元の四角い穴(正体が何だったか失念した、ネットで見たような…)は絶対にトリミングしないで欲しい。

IMG_1963.jpg

Abbey Road
上の画像を見て貰えばわかるように、日本盤はスミが強く、潰れ気味で、ハイライトが強いように感じる。
フォルクスワーゲンの前の車(Mini?)のリアの形状と、横に立つおじさんの左腕の感じ、地下鉄の看板が識別できるくらいの解像度が理想だが無理なことは百も承知である。w
できることならいつかオリジナルのネガから高解像度のものを作り直してくれたら非常に嬉しいが、誰もそんな手間はかけないだろう。また、恐らく空の色は修正されているので再現するのは難しいかもしれない。

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また、木の中に見える傷のようなもの(赤丸内)はオリジナルからすでに付いている。
最後に裏ジャケ
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日本盤はトリミングされていることもさることながら、AppleマークからOdeonマークに変更する際に他の部分のレンガを切り貼りしている。あと、有名だがSOMETHINGとMAXWELL'S SILVER HAMMERの順番入れ替え事件。(何をどうすればこんなミスが出来るものか?)

昔はありがたがって(というかそれしか手段がなかった)聞いていた日本盤ですが、今思うと何とも粗末な作りですね。

ついでに言わせてもらうと、180gの重量盤を収納するため多少厚くなるのはしょうがないが、2012のジャケットの厚みはいただけない。昔Sonyから出たMaster Soundという仕様のように野暮ったく見える。貼り合わせや、紙質も含めて完璧なレプリカは出せないものだろうか?もちろんアナログマスターを使用して貰えたら、それこそ狂喜乱舞なのだが。

とざっと気付いたことをダラダラっと書いたがさてデアゴ(過度な期待はしていない)、どうなることやら…。

では…
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LOGICKEY

Author:LOGICKEY
函館市在住
1972年生まれ
好きなArtists:
The Beatles
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